「結露無縁住宅」

前の家では本当に結露に悩まされました

これまで3軒の家に住んできました。大森、自由が丘、上野毛です。その中で一番問題だったのが最後の家(賃貸)でした。とにかく冬になると結露がたいへんでした。窓、壁、クロゼットがひどかったです。壁の中も腐っていないか心配でした。大手ハウスメーカーの2x4住宅でもこんなことがあるんですね。看板は必ずしも当てにならないと実感しました。

マイホームでは断熱性を第一に考えました。結露対策も兼ねてます。私は冷え性なので寒いのが苦手です。寒さを感じないで過ごせる家を求めていました。インターネットで調べていくうちに三重窓がいいことがわかってきました。北欧系の住宅会社しか取り扱っていませんでしたが、どこも予算をはるかにオーバーしました。設計図面も、ある建築士に作ってもらったのが用意されていました。これらの条件をすべて解決できるのはハイネンハウス(東京、目黒)しかありませんでした。

アイシネンは、このハイレンハウスの紹介です。ドイツ人の主人に言わせると、繊維系の断熱材はドイツでも少なく、性能に期待が持てないとのこと。夫は技術者なので、そのへんのことはすぐにわかったようです。夫の推薦もあってアイシネンに決めました。断熱予算を越えていましたが断熱工事は妥協できません。結露とも足元の冷えともさよならをしたかったのです。超過分は、フローリングなどの内装材から捻出しました。

この冬、結露は起きませんでした

昨年(2007年)11月に入居しました。ひと冬を越しました。結露は起きませんでした。どんなに冷え込んでも大丈夫でした。すごいですね。

台所で料理をする時、ちょっと寒いなと感じることはありました。台所の床にテラコッタを敷いたので、余計冷えたのかもしれません。構造的な理由もありそうです。台所が一番低い所にあるのと、大きい窓がたくさんあるからです。天井から壁一面を三重窓にしたり、坪庭も採光を考え窓を大きくとってあります。明るい開放感と暖かさという相容れないものを手に入れようとしたのが私たちのマイホームでした。

どんな家を建てるか。主人(ドイツ、バイエルン州出身)といろいろ話しましたが、幸いなことにそれほどの違いはありませんでした。これまで何軒かの家に住んできた経験が二人の共通項としてありました。その主人が強く希望したのが天井の高い家です。1m80cm以上あるので日本のサイズは窮屈に感じられるのでしょう。ドイツでは、天井の高い住宅が多いそうです。

そんな希望もあって、できるだけ仕切り壁を設けないオープンスペースを広げました。2階が若干暖かく感じられるときがあるのもそのせいでしょう。これぐらいは自然かなと思っています。

寒さ嫌いの私は、その対策として壁の断熱性を第一に考えていました。でもアイシネンを紹介されてから、壁の隙間も同じように重要であることを知りました。断熱も気密も、車の両輪のように関係し合っているんですね。

東京都田園調布 ティンシュマン邸
東京都田園調布 ティンシュマン邸
竣工:2007年11月
床面積:132m²
家族:夫婦、長男
機密係数C値:23cm²/m³
「駅から離れていますが、公園の木々に抱かれたこの場所をマイホームに定めました

ティンシュマン邸の窓
(左)天井まで壁いっぱいに据えられた窓。開口部がこれだけ広いと熱移動が心配だが、それゆえ三重窓で断熱性を確保。モダンな和風インテリアでのダイニング。天井の高い部屋と和風が大好きなご主人はさぞかしご満悦でしょう。
(右)リビングから中庭がのぞける窓と西側に面したリビングの窓。いずれも採光を考えてできるだけ大きな窓を採用しました。

ティンシュマン夫妻
(左)ティンシュマン夫妻
(右)壁自体はハイレンハウスに依頼。防腐のオイルステインをご主人が自分で塗っています。

キーワード: 断熱 結露防止 関東